虫歯治療|こめだ歯科クリニック|鶴見区諸口の歯医者

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虫歯治療

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う蝕

う蝕

虫(むし)歯の事を専門用語でう蝕またはカリエスといいます。また虫歯の原因として時間、細菌(虫歯菌)、歯の質、糖分があります。

細菌(虫歯菌)

口腔内には300~700種類の細菌が生息しているといわれ、よく歯磨きをする人でも1000~2000億個、あまり歯磨きをしない人で5000~6000億個、まったく歯磨きをしない人では1兆個を超えるといわれています。その中でも虫歯を引き起こす細菌はミュータンス菌が主だといわれています。

歯の質

乳歯や生えたばっかりの歯は虫歯になりやすいので注意してください。

糖分

虫歯菌は砂糖をエサとして歯を溶かす酸を産生します。近年はキシリトールなど酸を産生しない糖分もあります。

また虫歯は5つに分類されます。

C0(要観察歯)

C0(要観察歯)

虫歯の始まりです。

  • 症状:なし
  • 治療方法:フッ化物塗布、フッ素洗口、シーラント
  • 今後の対応:日常の口腔内清掃と定期検診をお勧めします。

C1(う蝕症第一度)

C1(う蝕症第一度)

エナメル質に限局した虫歯です。

  • 症状:無症状で経過する事が多い
  • 治療方法:虫歯の部分を除去した後に詰め物をする
  • 詰め物の種類:コンポジットレジン修復(プラスチック)
    インレー修復(金属またはプラスチック)
  • 今後の対応:無症状で経過する事が多く、他の歯も虫歯になる可能性があるため定期検診をお勧めします。

C2(う蝕症第二度)

C2(う蝕症第二度)

象牙質まで進行した虫歯です。

  • 症状:冷たいもの、温かいもの、甘いものがしみる
  • 治療方法:虫歯の部分を除去した後に除去した虫歯の範囲に応じて詰め物やかぶせ被せ物をする
  • 詰め物の種類:コンポジットレジン修復(プラスチック)
    インレー修復(金属またはプラスチック)
  • 被せ物(補綴装置)の種類:全部被覆冠(金属またはプラスチック)
  • 今後の対応:虫歯の範囲が小さければ部分的な修復で可能ですが、虫歯の範囲が大きければ全体の被せ物になるため早期発見、早期治療が必要となります。その為定期検診をお勧めします。

C3(う蝕症第三度)

C3(う蝕症第三度)

歯髄(神経)まで進行した虫歯です。

  • 症状:常に冷たいもの、温かいもの、甘いものがしみる
  • 治療方法:根管治療(感染した根(歯髄)の除去)を行い治療終了後コア(土台)をたてて被せ物(補綴装置)をする
  • 被せ物(補綴装置)の種類:全部被覆冠(金属またはプラスチック)
  • 今後の対応:神経をとってしまった歯(失活歯)は神経を取っていない歯(生活歯)と比べて歯の寿命が短くなるといわれています。虫歯が象牙質から歯髄に及ばないように早期発見、早期治療が必要となります。その為定期検診をお勧めします。

C4(う蝕症第四度)

C4(う蝕症第四度)

虫歯が進行して歯冠(歯の頭の部分)がなくなり根だけになった状態です。

  • 症状:歯髄(神経)が生きている場合は冷たいもの、温かいもの、甘いものにしみるが、歯髄(神経)が死んでしまった場合は症状がない事がある。それ以外にも、咬合痛(硬いものを咬んだら痛い)、自発痛(何もしなくても痛い)、そのままずっと放置しておくと骨の吸収が起こり根尖(根の先)相当部の歯茎にフィステル(瘻孔:膿がでる出口のようなもの)を形成します
  • 治療方法:根管治療が可能であれば根管治療を行いコア(土台)をたてて被せ物(補綴装置)をする。根管治療を行ったが保存ができなかった場合は抜歯(歯を抜く)となります。その場合は欠損部分(歯を抜いた部分)を補う治療をしないといけません。その治療方法としてブリッジ(前後の歯を削って被せ物を被せし装着する)や部分入れ歯(前後の歯に針金をかけて装着する)やインプラントを埋入する治療があります
  • 今後の対応:欠損部分の清掃が困難なため歯医院の清掃、これ以上歯を失わないように早期発見、早期治療が必要となります。その為定期検診をおすすめします。