口の中のむし歯菌の量を知る方法
- 2024年12月6日
- 院内でできる事
さて問題です。
お口の中の細菌は約何種類くらいいるとおもいますか?
なんと!!
お口の中には、約300~700種類の細菌が生息しています。
生息してる場所は、【歯】【歯肉】【舌】【頬の内側(粘膜)】【唾液】などなど
口の中全体にいます。
常在細菌のほかにむし歯菌(ミュータンス菌)や、歯周病菌など様々な細菌が
バランスを取って生息していますが、そのバランスが崩れるとむし歯や歯周病を引き起こします。
歯についているプラーク1gの中には、
約数1000億個の細菌が生息しています。
プラークは細菌の塊です。
この辺りまでは、皆さんの中でもご存じの方もいらっしゃると思います。
では、ご自身の口の中にむし歯菌がどのくらいいるかをご存じですか?
当院では、RDテストを行うことで唾液中に存在するむし歯菌が多いか少ないかを調べることができます。
検査の仕方はとても簡単です。小さなお子さまも簡単にできます。
1,お口の中から、唾液を少し取る
2,検体に滴下
3,15分間、腕に貼って待つ
結果はわかりやすく検体の色3段階で判定します。
結果が【LOW】であれば、今回はむし歯のリスクが低い状態ですが安心は禁物です。
生活リズムの変化、食生活の変化など体調でお口の中の状態は変わっていきます。
引き続き、むし歯菌の少ない状態を維持していく必要があります。
【Middle】【High】であれば、むし歯になりやすいお口の中であることを表しています。
普段の歯磨きや間食の仕方の改善などで【LOW】にしていくことを目標にしていきます。
細菌の量を減らすには、定期的な歯科医院でのクリーニングと毎日の歯みがきがとても重要です。
定期的に検査を行うとで『日頃のケアが正しくできているか』『生活環境の変化でお口の中の環境の変化』に気づくことができます。
それにより、今!何を改善していけばよいのかを見つけることができます。
仕事でも日常生活でも、とりあえずやってみる意識を持つことで自分の視野と可能性を広げることが出来ます。
こめだ歯科クリニックでは『RDテスト』を行うことで、お口のケアのモチベーションアップの1つになればと思います。
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