シーラント(お子さんのためのむし歯予防)
- 2025年1月20日
- 院内でできる事
みなさん、シーラントの治療はご存知ですか?
シーラントはむし歯予防の1つです。
歯の噛む面は凸凹しており、
深い溝では歯ブラシが当てづらく食べかすがたまりやすいです。
長期的に汚れが残ると歯の表面からむし歯になってしまいます。
シーラントは歯の溝を削らずにプラスチックやセメントで埋める治療です。
削らないので痛みはありません。
シーラントを行うことで、溝を浅くし食べかすやプラークが入り込むのを防ぎ
歯みがきがしやすくなります。
歯みがきをしやすくなるので、むし歯にもなりにくくなります。
またシーラントにはフッ化物が含まれているので
再石灰化作用を促進し、エナメル質の歯質の強化でむし歯の予防になります。
【適応歯】
乳歯の奥歯や、大臼歯・小臼歯など複雑な溝がある磨きにくい歯
生えてきて3~4年までの歯質が未成熟な時期の歯
【治療の流れ】
1,歯のクリーニングを行います。
処置する歯の表面や溝の汚れを完全に除去します。
2,歯の表面処理を行いシーラントが付きやすい状態にします。
3,乾燥させます。
4,シーラントを流し込み、光を当てて硬化させます。
【動 画】
↓
シーラントを行ったからといってむし歯にならないわけではありません。
毎日の丁寧な歯みがきはとても大切です。
シーラントは永久的ではありません。
むし歯治療の詰め物に比べると耐久性は少し劣ります。
そのため食事の際に少しずつ擦り減ったり、硬いものを食べて欠けたり取れたりしてしまうことがあります。
削って治療しているわけではないので凍みたり、痛みがあったり、舌で触って違和感を感じないこと多いです。
つまりその状態に気が付かないことも多く、放置しているとむし歯になることがあります。
なので保護者の方による毎日の仕上げ磨きも大切です。
大きくなるとお子さんが恥ずかしくなりやらせてくれなくなことが増えると思いますが、
低学年までは毎日、それ以降は週に一回程度の仕上げ磨きも兼ねた、お口の中のチェックをお願いします。
ご家庭でのチェックも大切ですが定期的な歯科医院での検診が大切です。
3か月に一度は歯科医院に受診して、専門的な口腔ケア、検診をオススメします。
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